【お野菜セラピー:身勝手な親】

人間の子育ての経験はありませんが、
とってもやんちゃな
カボチャを育てています。

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最初は、
「生きていてくれるだけでいい」
と思ったのに、
今は世間一般で言う「良い子」に
育てようとしています。

人間の子育でなくてよかった。
としみじみ思いました。

もともと、
カボチャは三兄弟でした。

種から育て苗となり、
土に植え替えました。

ところが強風にあおられ、
ふたつは茎と葉がちぎれて
死んでしまいました。

ショックで、数日間、
会う人、会う人に
「種から育てていたカボチャが
死んじゃったのぉ~」
と言って歩いていました。

今は、やんちゃ過ぎて
困っていますが、
生き残ったこの子も
かなり危ない時期が
ありました。

その時、
ぐったりと首はうなだれ
瀕死状態でした。

かろうじて、
肩に小さな葉っぱが1枚残って
いました。

農家さんだったら、
潔く抜いて、違うものを植える
はずです。

わたしは諦めきれず、
その子を抜かずにそのまま残して
おきました。

まるで、お医者さんに
「治る見込みはありません」
と言われたにもかかわらず、
延命措置を希望したかのよう
でした。

その後、見事に息を吹き返し
元気になったのです!

すくすくと成長している
カボチャくん。

カボチャ

好奇心が強く、
わたしの目を盗み、
お隣の畑に侵入しようします。

そんなやんちゃなカボチャくんを
「良い子」「立派な子」に
育てようとしていることに
気がつきました。

まさに欲が出てきたのです。

お野菜を育てる時、
栄養が分散しないように
苗がある程度成長したら、
枝やツルを整えます。

すると、カボチャの場合
収穫数は少なくなりますが
大きな実のカボチャを
収穫することができます。

初心者のくせに
ピンポン玉大の実を見て
大きくて立派なカボチャに
育てるぞぉと思ってしまい
ました。

わたしの野菜作りは、
商品となるお野菜を作って
いるわけではありません。

自然界から地(土地)を
お借りし、水と光、熱を
頂いていることを忘れて
いました。

これが人間の子育てなら、
「わたしが育ててあげている」
と思っているのと同じです。

そんな気持ちで
子育てをしてもきっと
良い子に育つはずがありません。

カボチャの実は、
花の付け根に緑色のさくらんぼ
のようにつきます。

既に実がついている子達は
生かしてあげることにしました。

大きくて立派なカボチャを諦め、
小ぶりのカボチャをいくつくか
作ることにしました。

どんなカボチャになるのか
楽しみです。
【おまじないご飯】
何があっても、どっしりと動じない。
それでいて謙虚。
そんな風になりたい時は
「蒸しカボチャのオイスターソースがけ」
をお試し下さい。

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