笑われたトマト

見た目はトマト。
食べると甘くて、まるでフルーツ。
その名もフルーツトマト。
こんなトマトが流行っています。

プチトマト花

 

最初に「日本一甘いトマトを作る!」
と志を掲げた農家さんに対し、
まわりのトマト農家さんは変わった人
だ、と思ったはずです。

「甘いトマトだってよ!」
「そんなもの作れるはずないよ」
「そんなもの売れるはずないよ」
と笑われてきたはずです。

そして
失敗ばかりするくらいなら普通の
トマトを作った方がいいにきまってる。
と冷ややかな目で見たことでしょう。

イチローが日米通算4256安打の記録を
出した時のインタビューの中で
「自分は常に笑われてきた」と
言っていました。

小学生の時、毎日練習をしている姿を
見た人が
「あいつプロ野球選手にでもなるのか」
と笑われ、

「メジャーに行って
首位打者になってみたい」
と言ったときも笑われた。と。

そして悔しさをバネに実現してきた
とも。

普通のトマトは普通の価格です。
野菜売り場に山積みになっていて
閉店間際になってもまだ残っています。

わざわざ高いお金を払ってまで食べたい
というほどではありません。

まるでフルーツのように甘いトマトが
あると知ったら、一度食べてみたい!
と思うものです。

いつも食べているトマトより高くても
購入するのが難しくても、それでも
食べてみたいと思うものです。

なかなか手に入らないと思うから
余計にお金を出しても
さがしまわっても食べてみたいと
思います。

トマトは、健康によいという認識から
季節を問わず人気の高いお野菜です。

人気があるならと、生産者が増えます。
40年前までは珍しかったプチトマト。
今では全く珍しさを感じません。

新しい品種を生み出すのは大変です。
失敗の連続でしょう。

人と違うことをする人に対し、
応援する人より笑う人の方が多いです。

それでも
「日本一甘いトマトを作る」
をやめずに続けたから実現したわけ
です。

甘いフルーツトマトの人気は、
どんどん上がっています。

今まで冷ややかな目で見ていた
トマト農家さんも、あまりの人気
ぶりにあわててフルーツトマトを
作っている人もいるはずです。

最初に
「日本一甘いトマト」を作った
人は一人勝ちです。

そしてみんなが甘いフルーツトマト
の栽培に必死になっている間、
次の新しいトマトを考えている
ことでしょう。

参考までに甘いトマトについて
みてみましょう。

トマトの原産は中南米の高原地帯です。
朝晩の気温差が激しく、
乾燥した水はけのよい場所に生育します。

甘くてジューシーなトマトを作るには、
水の管理が重要です。

トマトが枯れるギリギリのところまで
水を断つ。
トマトは生きるか死ぬかの瀬戸際で力を
振り絞って生きています。

その結果、かつてないフルーツのように
甘いトマトが実ります。

トマトなのに、フルーツを食べている
気がする新しいお野菜です。

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